>  2018/01/13 (土) 17:31:28        [misao]
> > まず住居を作ることにした、提案すると賛成多数で可決された。
> > というか反対意見はなかったように思う。
> > ところがいざ住居を作ろうとしても、イメージのすり合わせができないのだ。
> > 俺が想定した住居というものは、横穴を掘り雨風を凌ぐという程度のものだったのだが、
> > クラスの大半の連中が考えているのは立派なログハウスで各人に個室があるようなもののようだった。
> > 「木はたくさんあるんだからさ、まずやってみて、ダメだったらその後で考えようよ?」
> > 教師の木本がそういった時、俺は一人海を泳いで帰還を試みた方ががいいのではないかとさえ思った。
> 想像力の足りない中坊でも個室のログハウスなんか無理だということは
> 30分も作業してみりゃ気付くだろう(;´Д`)

「最初っから無理だってわかってたよ、言ってみただけだ」
和田がそう言った。
「私もそう、何か楽しいことでも考えないとやってられないでしょ」
名前のわからん女子もそう言った。

現実逃避だったのだと言われればさっきの異様なテンションも理解できなくはないが…

「先生はね、先生はなんでもやってみないとダメだと思うんだ。
やる前から諦めてどうする?病は気からってね、昔の偉い人も言ったじゃない?」

参考:2018/01/13(土)17時27分47秒