2018/03/01 (木) 02:22:48        [misao]
通常国会では、予算関連法案として「都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案」が架けられている。
これは「都市のスポンジ化対策」、いわゆる空地・空き家問題に対応するものだが、今現在の日本における空き家総数は820万戸(2013年)。

この10年で1.5倍に増加している。賃貸物件がその半分を占めているのだが、問題は木造一戸建ての318万戸。更地にすると固定資産税が6倍になるので、
そのまま放置されることが多い。たとえ危険な状態になっても、権利関係があるので容易には取り壊せない。こんな状態であるにもかかわらず、
年間95万戸程度の新築住宅が供給されているという現状は、どこかおかしいように思えてならない。