ハスペル氏はキャリアの大半を秘密工作部門で過ごした。昨年CIA副長官に就任するまでの同氏の公的記録は存在しない。 秘密工作員は殺害されたとしても氏名すら公表されないのが普通で、何十年もたってから身元が明かされる場合が多い。 ハスペル氏は副長官に指名されてようやく顔や名前が表に出たが、就任後も公の場で注目されることはなかった。 CIA当局者の間でさえ、同氏の見解や同氏が指名承認の公聴会にどのように対応するのかは謎に包まれている。