19歳の男性。服飾系の専門学校生のAさん。 スタッズが施されたジャケットに柄シャツを合わせた、かなり派手な装いだった。聞けば、ジャケットは学校の課題で作ったものだという。 東京のベッドタウンで実家暮らし。オシャレな姉の影響で中学生くらいから服が好きで、愛読していたのは現在は休刊している「Men's egg」だった。 服に使う金額は毎月3万〜5万。一方、居酒屋のバイトで月に6万〜8万を稼ぐ。親からお小遣いをもらうことはなく、クレジットカードも持っていない。 11月に「ツケ払い」が開始された後、Twitterの広告で見かけて、すぐに利用するようになった。初めて滞納したのは、1月に購入した服の代金、約4万5000円。 「バイトもしているし、2カ月あれば半分ずつ貯めて、支払えると思っていました」とAさんは話す。 「でも、ツケ払いをしていることを忘れてしまって。その間に飲食代などに使い、必要な額が貯まらなかったんです」