> 2018/09/13 (木) 23:10:18 ◆ ▼ ◇ [misao]> 2nd gigを見直したけど、これ三島をモチーフにしてたのを
> 架空の人物に変更したからわけからなくなってるんだな
> 三島をそのままモチーフにしてれば、ずっとすっきりしてわかりやすかったろうに
SACでは物語の鍵としてサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を使ったのに
なぜ、2ndGIGではシルベストルという架空の作家だったのか。
企画段階ではシルベストルは三島由紀夫で、
シルベストルの評論集『個別の11人』は、三島の『近代能楽集』になる予定だった。
三島の『近代能楽集』は10の戯曲が収められているから、
幻の11作目として『個別の11人』という作品を設定するつもりだったようだ。
しかし遺族や右翼のクレームを考えて、泣く泣く断念したそうな。
(ソースはユリイカ2005年10月号の攻殻特集の神山×東対談)
これが実現していたら、SACなんて楽勝で超える世紀の超傑作が完成していた。
三島の市谷駐屯地での割腹自殺=個別の11人のビルの屋上での自決
それをきっかけに当時の三島を失望させた大衆が、
今度こそ決起するというストーリーだった(しかもウイルスで)
ウイルスの発動条件は、
2ndGIGではシルベストルの『初期革命評論集』を読んだことのある「童貞」だったけど
本当は三島由紀夫の幻の戯曲『個別の11人』を読んだことのある「同性愛者」だったと思われる。
神山は右翼に刺されてでも私家版2ndGIGを作るべき。
参考:2018/09/13(木)23時04分50秒