2018/10/15 (月) 02:03:51        [misao]
立川で映画版「若おかみは小学生!」を観てきた。
これは原作は児童文学のヒットシリーズで、20巻も刊行されているらしい。オレは知らなかった。
このアニメの存在を知ったのは、あの児童文学がテレビアニメ化&映画化されますよ、というネットニュースだった。

公式サイトを見て、映画版の監督が高坂希太郎であると知った。中編「茄子 アンダルシアの夏」などの監督で、
自身も自転車乗りで、何よりも凄腕のアニメーターである。
フーンと思いながら公式サイトの監督コメントを読んでみて、そこではじめてギョギョギョとなったのだ。

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この映画の要諦は「自分探し」という、自我が肥大化した挙句の迷妄期の話では無く、
その先にある「滅私」或いは仏教の「人の形成は五蘊の関係性に依る」、
マルクスの言う「上部構造は(人の意識)は下部構造(その時の社会)が創る」を如何に描くかにある。
(監督コメント抜粋)
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「おお!ことばの意味はわからんがとにかくすごい自信だ!」ではないが、
監督のこの異常な本気、要するに狂気に、強く惹かれたのであった。

テレビ版「若おかみは小学生!」も観ているが、充分に良質なアニメである。
そして予告などで観る映画版の映像はグッと密度が濃く、よく動く緻密で精妙な作画が印象的だった。

オレはここに「本物の匂い」を感じた。