2018/11/30 (金) 15:17:53        [misao]
オーランド(オーランド国際空港)からアトランタ(ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港)に向かっていた航空機が、突然急降下を始めてしまった。
機長のウィップ・ウィトカーは制御不能となった航空機を背面飛行させた後に地上への胴体着陸を試みた結果、乗客・乗員102名のうち96名が生還を果たした。
ウィップは「奇跡のパイロット」として一躍時の人となる。ところが事故調査委員会はウィップの血液からアルコールが検出されたとして、
彼に過失致死罪の適用を検討していた。実は、ウィップはアルコール依存症で、コカインの常習者だった。
通常なら生還不能ともされる状況下で多数の乗客・乗員を救った英雄とも言われる一方で、
過失致死罪となれば終身刑の身となるウィップはNTSBの尋問に挑む。事故責任の所在をめぐる知略や事実の攻防戦が辿り着く先は…。