2019/04/20 (土) 12:58:16        [misao]
「ゼンリンでは数年に一度、地図の改訂を行ないます。その改訂にむけて、毎日、全国に約1000人いる調査員が
一軒、一軒、6時間以上、歩いて地図を書いているのです。山の中でもそこに道があれば歩いて行きます。
日本は狭い道が多いのですが、『両手が広げられる』という条件を満たしていれば、歩道としてカウントし、
地図に記入します。都心では構内調査というのがあり、地下鉄駅内の経路も調べ上げる。そうした作業を繰り返すことで地図の正確性を維持し続けるのです」

 地味な上に、体力勝負の仕事だという。

「表札の掲載をめぐって、住民と警察沙汰になることも少なくありません。正直、給与はかなり低く、
割に合いませんが、それでも続けられるのは、『日本の地図を作っているのは俺たちだ!』という自負があるからです」(ゼンリンの高山善司社長)