富士山の山頂付近でロシア国籍の女性が落石で死亡した事故で、「自分が誤って石を落としたかもしれない」と話している人物がいることが分かりました。 26日午前5時ごろ、ロシア国籍のドゥブロヴィナ・アンナさん(29)が富士山の山頂から約200メートル下で落ちてきた石に当たって死亡しました。 警察によりますと、その後、現場で状況を確認したところ、「自分が誤って石を落としたかもしれない」と話す人物がいることが分かりました。 この人物は死亡した女性よりも上にいたとみられます。警察はすでにこの人物から事情を聴いていますが、故意ではなく、 今回の事故との関連は不明のため、現時点で事件性はないと判断しています。