2017/04/03 (月) 16:06:21        [misao]
「人生は1列繋ぎのオセロ」だって。
「生まれた瞬間に喜びの白を置き、その後、痛み、苦しみで黒が並ぶ。
それでも、もう一度だけ、死ぬ間際でもいいから、もう一度喜びの白を置けたら、それまでの黒は綺麗にひっくり返る」って。
俺、この間、そんなこと言われた。

ふざけんじゃねぇ、って思った。
そんな簡単じゃねえんだって思った。
だけど、だけど、あなたと同じく、ほんの少しだけ思い当たる節があったから、それをどうにかこうにか信じてみようと思ったんだ。

俺さ、思うんだよね。
ぶっ飛んでるやつなんか、何にも凄くないと思うんだよね。
イカれてるやつなんか、何にも凄くないと思うんだよね。
シド・ヴィシャスも、カート・コバーンも人生半ばで死んだヘタレじゃねぇか。
俺たちは、真っ当は真っ当なりに、職場の上司も殴れずに、バイトのブッチも出来ずに、今日の昼飯代を考えて、
目の前の人を好きだって言って、告白するときは足震えて。

自分に可能性があんのか、出来んのかどうか、迷いながら、迷いながら、迷いながら、迷った結果、踏み出す一歩が、
俺はロックンロールだと、俺はヒップホップだと、パンクロックだと思うんだよね。違うかい?群馬フェス。
そうやって出来上がったフェスだと思うんだよね俺は、違うかい?

ぶっ飛んでなくていいぜ、イカれてなんかなくたっていいぜ。普通でいいんだ。
真っ当は真っ当なりに、お前を全うしろよ。
俺は、俺を全うするよ。

また必ず会いましょう、ありがとうございました。