2020/05/01 (金) 14:14:10        [misao]
特に政府調達においては丸投げは顕著で、一部のシステムインテグレーターがITゼネコン化する弊害が出ている[11]。
また民間でも、情報システム部門の弱体化による企画力や発注能力の低下が問題になっている[12]。
2009年4月1日から強制適用される工事進行基準[13]や政府調達制度の改革により、過度の丸投げを抑制しようという動きが進んでいる。
建設業界をモデルとしてIT業界の構造が作られた経緯があるため、システムインテグレーター各社による巨大な下請構造が作られるに至っている。
過去に開発されたシステムに関しては設計資料が失われていることが多く、前例踏襲で既存のシステムを限界まで活かし続けると共に、
場当たり的な改修が重ねられて新システムへの移行が更に難しくなり、システム刷新時にはプロジェクトが炎上する確率が高くなっているという、古色蒼然とした業界である。

ふーん(;´Д`)