2020/06/17 (水) 18:17:56 ◆ ▼ ◇ [misao]今年3月、京都府城陽市のコンビニエンスストアで重症急性呼吸器症候群(SARS)に感染しているように装い営業を妨害したとして、
偽計業務妨害の疑いで逮捕された60代男性が不起訴処分となった
男性は当時眼科医院で検査技師として働いていたが、感染力が強い流行性角結膜炎にかかり、
勤務先からは仕事を休むように言われた。その後、男性はコンビニで支払いの際、レジにいた店員に
「僕、さわるとうつるので、これ(払い込みのためのチケットと紙幣)を消毒してください」と伝えた。
店員は戸惑う表情を見せたが、「アルコールをかけて」と再度促すと応じたため、男性は用を済ませて店を出た
しかし退店後、店長は110番通報し、店は一時閉店。レジや陳列棚を2時間以上かけて消毒した。
それから4日後、男性は府警に偽計業務妨害の容疑で逮捕されてしまった。「僕、さわるとうつるので」というくだりが
「僕、サーズ」と誤解され、店に消毒作業をさせて業務を妨害した、という疑いをかけられたのだ
男性は府警の調べに対し、「サーズとは絶対に言っていない。それ以外は言った」と供述したが、刑事に「サーズと言ったやろ」と何度も迫られたという
コンビニの防犯カメラの映像では「サーズ」という単語は聞き取れず、不起訴処分(嫌疑不十分)となった。だが男性は仕事を辞めざるを得なくなり、現在は無職だ