――彼らが1年生だった『氷菓』の刊行が2001年ですよね。『いまさら翼といわれても』の単行本刊行は2016年なので、 15年かけて、高校2年の1学期が終了したわけです。私が元気なうちに、彼らは高校を卒業するのかどうか……。 米澤 確かに、時計の歩みが遅くなっていると言われたら一言もありません……。ただ私自身はこのシリーズは時間が進んでいくし、 高校生活にも終わりがあると思っています。今回の『いまさら翼といわれても』は高校時代の折り返しを迎え、 守られる立場の子供と大人の境目の結節点になるような一冊になったのではないかと思います。 じゃあ小市民氏シリーズをさっさと完結させろよと(;´Д`)