昔は大の月が固定じゃなかったんだな(;´Д`) 「大庭を しろくはく霜 師走哉」(元禄10年) 「大庭」は大と 二、「しろくはく霜」は 四、六、八、九、霜月、そして師走 つまり、この年の大の月は、二、 四、六、八、九、十一、十二 「大小と じゅんにかぞえて ぼんおどり」(寛政13年) この年はたまたま大の月と小の月が交互になった。 大の月は、正月、三、五、七、 そして「ぼんおどり」でお盆の七月が「おどり」繰り返して、つまり閏七月があるとして、 その後は八、十、十二月が大の月。 「大好は 雑煮 草餅 柏餅 盆のぼた餅 亥の子 寒餅」(宝暦13年) この年は大の月が 正月、三、五、七、十、十二 だった。 そこで「大好き」(大月)を餅づくしで覚えさせようとした。 雑煮(正月)、草餅(三月)、柏餅(五月)、 盆のぼた餅(七月)、亥の子餅(十月)、寒餅(十二月)