マイクロファイナンスというのはその名の通りに小額の低金利融資を農村部で行う金融商品。 ざっくりといえば貧困対策として家内制手工業等を行うための元手のお金を融資するという制度です。 かつては「そんなものが運用できるわけがない」「貸倒しかしないだろ」くらいに言われていたものが、 実際には地域の経済振興策としてアリだということが分かったことから、各国で導入されているものです。 その元祖ともされるバングラデシュのグラミン銀行では返済率98%を達成しています。 グラミン銀行にはその業績に対してノーベル平和賞が贈られています。 そしてマイクロファイナンスの対象となる人々はまじめに働き、まじめに返済をするものだということが知られています。 記事にもありますが、延滞率は先進国で1-10.5%、途上国で5.8%。 ところが韓国では延滞率が28%。政府が対策に乗り出した。