現在では,一般に男性の配偶者である女性を妻というが,かつては,〈つま〉という呼名は, 男であれ,女であれ,結婚の相手や恋人を指していた。 たとえば,《伊勢物語》に,男に草むらの中に隠された女が 〈武蔵野は今日はな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり〉と詠んだとあるのは, 〈つま〉が男性を指している例である。以下では,日本における婚姻関係にある女性について記述する。 妻が女を指すのは男女差別だ(;´Д`)