現実のソフトウェアは一個の人間が理解できる規模を遥かに超えている問題であり、 自分の担当の範囲外について理解しようとする無駄な努力をやめなければならない。 自分が入社する前から開発されていた数千万行のコードをすべて理解するのは不毛だし、したところで仕事ができるようにはならない。 使うプログラミング言語やソフトウェアも多岐にわたるため、すべてを理解するのは一個の人間の時間では足りない。 普通のプログラマーは巨人の肩の上に乗っているが、その巨人について理解しようとしてはならないのだ。