2021/02/06 (土) 23:12:18        [misao]
南米のチリで、去年放送されたアニメ「キャプテン翼」に、
女性への暴力的な描写があったとして、「全国テレビ評議会」が昨年2月、
番組を放送した国営放送(TVN)に対して罰金を求めていたのですが、
このたび首都サンティアゴで控訴審が開かれ、
「このケースは性に基づいた暴力ではない」との理由で、
罰金の支払いは不要だとする判断が下されました。

今回「全国テレビ評議会」が問題視したのは、主人公・大空翼の対戦相手である三杉淳が、
女子マネージャーである青葉弥生の頬を平手打ちした場面。
三杉は、秘密にしていた心臓病の持病の事を、弥生が密かに翼に伝え、
わざと試合に負けるように頼んでいた事を知り、
ハーフタイム中に平手打ちをしました。

上述のように、サンディアゴの裁判所は、
「女性である事を理由に手を挙げた訳ではない」と判断。
「第三者に秘密やプライベートを漏らしたためだ」としています。