> 2021/04/11 (日) 23:49:48 ◆ ▼ ◇ [misao]> クラマーってなに?(;´Д`)
クラマー
くらまー
Dettmar Cramer
(1925― )サッカー選手、監督、国際サッカー連盟(FIFA(フィファ))巡回コーチ。ドイツ生まれ。
ブンデスリーガでの監督経験もあり、バイエルン・ミュンヘンを率いてヨーロッパ・チャンピオンズ・カップで二度の優勝を飾った。
日本とのかかわりは、当時の日本蹴球(しゅうきゅう)協会会長の野津謙が西ドイツサッカー協会にコーチの派遣を依頼したことに始まる。
1960年8月、日本代表がドイツ合宿を行ったときから指導を開始、以降68年までの約8年間、
日本代表強化に力を注いだ。クラマーが徹底したのは基本のたいせつさと正確さであった。
日本代表の技術のなさを見抜き、高度な戦術を授けてくれると期待する関係者の思いをよそに、
徹底して基本を教え込んだ。その教えは日本代表をオリンピック・東京大会でベスト8に導き、
続くメキシコ大会では銅メダルを獲得するという形で結実した。技術面だけではなく、自らの人間性でも日本人を魅了し、
当時、「どん底」とよばれていた日本サッカー界を精神的にも鍛え直した。
同時に「タイムアップの笛は、次の試合へのキックオフの笛である」という言葉に代表されるように数々の名言を残した。
また、国際試合の経験を増やすこと、各年代に専属コーチをつけること、コーチ育成システムを確立すること、
リーグ戦を実施すること、芝生のグラウンドをつくることなど、数々の提言を行った。
日本サッカーに大きな転機をもたらしたクラマーは、「日本サッカーの父」とよばれた。
1971年9月に、日本政府から長年の功績をたたえられ勲三等瑞宝(ずいほう)章が与えられた。
参考:2021/04/11(日)23時44分20秒