さらに、肺の炎症に伴い増加するタンパク質分解酵素のマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)、 塩基性線維芽細胞増殖因子(FGF-2)、トランスフォーミング増殖因子-α(TGF-α) などの増殖因子のレベルの低下も確認された。MMPレベルの低下は、 BCGワクチンの接種により、新型コロナウイルスに感染した際に、 肺の損傷が抑制される可能性のあることを示唆している。