2017/06/03 (土) 20:03:46        [misao]
74式戦車も北海道から消えつつある。
方面隊直轄の第一戦車群と第7偵察隊に74式戦車があるものの、1群は将来解組されることが予定されている。
寂しい限りだ。
あの甲高いエンジン音はもう聴けない。

装填手という補職もなくなってしまう。
「装填手弾でね~ぞ!」
「装填手、コーヒー!」
「装填手・・・」
うん、嫌な思い出ばかりだ!

演習に行けば、雑用係。
戦車が停止すれば「コーヒー!」
食事の砥はは飯盒にビニールを被せ配食へ、カップラーメンを作ったり・・・。
夜間は戦車掩体堀りに、警戒員、たまには斥候・・・。
戦闘では砲弾の装填、機関銃弾の装填、砲弾はいいけど、機関銃の弾はよく装填不良を起こす。

「なにやってんだ!弾でね~ぞ!」砲手から怒鳴られる。
あんな下積みをやらずして戦車乗員は一人前にはなかなかなれないのである。

装填手をやらずに曹学ですぐに操縦手なんてやっていたら、気の利かない陸曹になり威張る奴もいる。

74式戦車の引退とともにそんな装填手も消えて行く。