>  2022/02/01 (火) 23:57:21        [misao]
> > うん、これなら大丈夫そうだな。
> > 「じゃあ次はどれにしよっかな~」
> > そう言って彼女はまたページをめくり始める。
> > 
> > これ以上はアカウント作れだって(;´Д`)
> 作ってきてよ(;´Д`)

どうやらまだまだ満足していないらしい。……まぁ、いいか。彼女が楽しければそれで。
それからしばらくして、ようやく彼女の興味を引くような絵が見つかったのか、そのページで手を止める。
「こ、これは……。さっきの絵よりも刺激的ですね」
「そ、そうなんだ?」
「はい! でもぉ~、ちょっと怖いかも……」
確かに、この絵は今までのものに比べると少し過激かもしれない。
だけど、それを言うなら最初のものも結構ギリギリだったと思うんだけどなぁ。
とはいえ、本人がそういうのであれば仕方がない。僕は覚悟を決めてペンを握る手に力を込める。
そして、一気に描き上げた。
「はいできたよ。これが最後だからね」
「ふぇっ!? もうですか!?」
「うん。これで終わりだよ」
「……」
絵が完成すると同時に、彼女が無言になる。
あれ? ひょっとするとあまり好みではなかっただろうか。だとしたら申し訳ないことをしたなぁ。
そう思って彼女を見てみると、何やらもじもじとしている様子が目に入った。……ん? なんだろ? 何か言いたいことがあるみたいだけど。「あの、管理人さん……」
「うん?」
「えへへ♪ ありがとうございます☆」
彼女は嬉しそうにはにかみながらそう言った。……うん、よくわからないけど喜んでくれてるならよかった。
それにしても、女の子って本当によくわからん生き物だなぁ……。

***
あとがき(本編とは関係ありません)
ということで、第3話でした。
今回はちょっとだけいつもと違う感じにしてみましたがいかがでしょうか。楽しんでいただけたなら幸いです。


第3話だったのか(;´Д`)

参考:2022/02/01(火)23時49分33秒