「パクさんは雷神だよ」。宮さんは最近そう言っていました。 高畑さんが怒るときはいつも本気なんです。 その人を鍛えるため、仕事への姿勢を変えるために言うんじゃ ない。本気で怒っているから、何の配慮もしません。 逃げ道も作らないし、あとで救いの手を出すこともない。だか ら、怖いですよ。 『火垂るの墓』の製作に携わった新潮社の新田敞さんがいみじ くも言っていました。 「松本清張や柴田錬三郎、安部公房、いろんな作家と付き合っ てきたけど、あんな人はいなかった。高畑さんと比べたら、み んなまともに見える」