われわれは全員が、空を飛べません。その意味ではわれわれ全員は障害者です。 しかし、空を飛べないことを前提に世の中が回っているために、困らない(障害を感じない)わけです。 もしも多数派の人が空を飛べたら、おそらくビルに階段やエレベータはないはずで、皆さん5階でも10階でも空を飛んで上って行くはずです。 そして、空を飛べない一部の人は「障害者」と呼ばれているはずであり、階段やエレベータをつけることを「バリアフリー」と呼んでいるはずです。