人の世の喜びも悲しみも、一瞬の星の瞬き。 万物流転。 全てが宇宙に仕組まれた、巨大なイルミネーションだとしたら。 底知れぬ闇の中にしつらえられた、ただ一つの椅子に座り、 いつ果てるとも知れぬ、無数の光の象徴を見つづける者。 それは誰か。 次回「住人」。 それが、我が運命なら。