> > かんしょかんしょ > そういや里芋にはナントカショって呼び方ないんだろうか > やまいもはジネンジョだけど 「いも」と読む漢字は、主に「芋」「薯」「藷」の三つがあります。 このうち、「芋」だけが常用漢字ですので、一般的には「ナガイモ」は「長芋」と書かれますが、「芋」という漢字は イモ類のなかでも里芋をあらわす漢字であるために、ヤマノイモ(自然薯)をあらわす「薯」や「藷」を俳句では 用いるほうがよいのかもしれません。「藷」はもともとサトウキビをあらわし、イモ類のなかではサツマイモ(甘藷) をあらわすこともありますが、同時にヤマノイモ(自然薯)にも用いられます。「薯」は、ヤマノイモ(自然薯)を あらわす字ですが、ジャガイモ(馬鈴薯)をあらわすこともあります。厳密に漢字とイモが一対一対応しているわけではないですが、「長芋」の場合は、歳時記などでは「芋」の字を避ける傾向が強いようです。 参考:2023/10/07(土)22時43分00秒