羊羹のそのルーツは、実は1500年以上昔の中国大陸にあります。もともと中国大陸で食されて いた羊羹は、現代の菓子の羊羹とは違い、羊の肉を用いたスープでした。このことから、「よ うかん」の漢字に「羊(ヒツジ)」が使われているのです。そして「羹」は「あつもの」といっ て、肉・野菜を入れた熱い吸い物、つまり汁物のことを指す漢字なのです。 つまり羊羹の発祥は中国大陸で、ルーツは羊の肉を煮込んだスープのような料理なのです。 そしてこの料理は、熱々の汁物としてだけでなく、冷えて肉のゼラチン質が固まり、煮こごり の状態になったものも食されていたとされます。想像してみると、たしかに現代の羊羹に通ず るシルエットが想像できますよね。