2017/01/14 (土) 07:53:56 ◆ ▼ ◇ [misao]話しかけて操作するAmazonの人工知能スピーカー『エコー(Echo)』。
エコーに話しかければ、搭載されたAI「アレクサ(Alexa)」が情報を処理。
ネット検索はもちろん、天気予報を聞いたり、アラームをセットしたり、音楽を再生させたりできる。
その上、「アマゾンの商品を注文する」という機能まであるから驚きだ。しかし最近では、このエコーで思わぬハプニングが起きている。
ことの発端はアメリカのダラスに住む6歳の女の子がアマゾンエコーに「ドールハウスとクッキーを買って」とお願いしたことだ。
数日後、約160ドル(約1万8千円)相当のドールハウスと2kgにもなる大量のクッキーが家へ配達されて、女の子の母親はびっくり。
結果、届いた高価なドールハウスはチャリティーに寄付されることになったのだとか。
このなんとも微笑ましい事件をアメリカメディアは朝のニュースで取り上げた。
このニュースを伝える際、男性アナウンサーは「アレクサ、私にドールハウスを注文して。(Alexa order me a dollhouse)」と話した。
するとその結果、なんとTVの音声を主人からの注文と勘違いしたエコーがドールハウスをアマゾンに注文し始めたというのだ。
しかもこのエコーの誤認識によるドールハウスの注文はたった数件だけでなく、大量に殺到したという。
後日、アマゾンは公式サイトで今回のトラブルで誤発注されたドールハウスはキャンセル、または払い戻しができると明らかにした。