名作だし、なろう異世界モノの世界を開いた創世記の作品だが 第3話で限界を迎えた感じがする。 この作品は2010年連載開始である。 2011・3・11以前の作品である。 3・11東日本大震災後、日本の価値観は変貌している この作品は震災前の作品である。 一体何が違うのか? わかりやすく言えば、家族の描き方が違う。家族愛ってやつ。 3・11後の作品は家族に対して、非常に濃厚である 無職、リゼロしかり鬼滅しかり 命とか家族が非常に重くそれが劇的でドラマチックである リアデイル連載開始の時代は、3・11以前の姿、幸せの時代の家族像である。 今に比べると全然軽い、薄い 第3話ではそのことが顕著に表現されていて 家族を軽くエンタメ的に描いている。 3・11以前ではそれでも受けたが、今の時代だと軽い・薄い、印象は否めないだろう それでも、3・11の悲劇がが薄れている現在なら 支持する人も一定数はいると思われる。 時代の波に飲まれ、時代の流行の波にはのれない ある意味、不運の作品と言えるだろう