> 2008/06/09 (月) 23:10:07 ◆ ▼ ◇ [qwerty]>
> > 殊能さん辛辣だなぁ(;´Д`),
> この人の相棒レビューが見たい
●和泉聖治監督「相棒 劇場版」(2008)
あまりに評判がいいから見ることにした。
テレビシリーズのほうは数回ぼんやり見た程度で、しっかりフォローしていない。
社会派スリラーの佳作であり、好評なのは当然だろう。
テレビ局製作映画というくくりでいえば大傑作といえる。
まず、知恵と工夫のあるプロットがよい。
犯人の計画は相当七面倒くさいのだが、とりあえず客を納得させるだけの理由付けがされている。
演出は和泉聖治だから手がたく、それなりに予算を使いながらも、
妙に超大作ぶらない点に好感を持った。最近の日本映画は金の使い方を間違ってるからね。
金はCGじゃなくロケや群衆シーンに使うもんだよ。
ラストの愁嘆場はいくらなんでも長すぎるが、これは瑕瑾だろう。
ほかの日本映画はもっと長いし。
できれば本作が日本映画の水準であってほしいと思った。
作中の棋譜をつくった人は偉いね。
エンドロールにクレジットされていた東大チェス部の人なのかな。
とのこと(;´Д`)
参考:2008/06/09(月)23時08分17秒