トラックを借りダガーナイフを仕込んだ彼は一路秋葉原に向かった その途中 巨大な荷物の前に途方にくれる人物を見かけた 「俺には関係ない」そう思いながらも なぜか足が止まった 「どうかしたんですか?」 「困ったよ 梱包を頼んだらこれだけの荷物を一塊にされてしまった! 得意先はもう限界だと催促してるし 本当に困った…」 「僕にまかせてください」 そう言うと彼はナイフで次々と梱包と解いた 「ありがたい これなら運び出せる!」 「僕のトラックを使ってください!」 そして彼らは荷物を満載し 一路得意先へと向かった 「こんなことをしに来たわけじゃないのに…」 そう思いながらも 彼の心には清々しいものがよぎった