石油元売り最大手の新日本石油は16日、原油価格の高騰と為替の円安で、 原油調達コストが前月と比べて1リットル当たり8・7円上昇したことを 明らかにした。 上昇分は7月出荷分のガソリンなど石油製品の卸価格に反映させる方針。 出光興産やジャパンエナジーなどの元売り大手も同7~8円の値上げを行う見込みだ。 卸価格の引き上げ分がそのまま店頭価格に転嫁されれば、史上初の180円突破が現実となりそうだ。