90年代後半、奥山編集長のもとコナンを看板に年齢層高めを狙った連載陣で 180万部以上を売り上げ、「地味だが良作が多く作家性を重んじる雑誌」と定評の あった週刊少年サンデー。 だが同時にこの時期、80年代デビューの中堅に頼り新人発掘を怠ったツケが… 2000年以降編集長が交代するや中堅作家を次々に切って低年齢層向けにシフトすると 多くが打ち切りとなって雑誌の迷走が始まり、7年間で90万部程度に急落する。 鳴り物入りで呼び寄せた高橋しんはフェードアウト、橘・156など伝説の糞マンガ を生み、うえき・ダンドーなど連載終了した作品をアニメ化&アニメ終わる頃に 無理やり続編再開→結局打ち切りという意味不明な商売、CMなど猛プッシュで アニメ化した結界師・妖逆門が不人気の一方で放置したハヤテだけがヒット、 その上マガジン送りにした久米田までが絶望アニメ化でヒットするなど 編集部の見る目のなさを露呈。