能登丼：来月から、夏・秋メニュー　６５店で岩がき、アワビなど加える　／北陸

　石川県・奥能登の海の幸など新鮮な食材を盛りだくさんに集めたオリジナル丼「能登丼」に、
７月１日から夏・秋メニューが加わる。昨年１２月からの冬メニューでは、地元飲食店５４店舗が参加。
今回は、新規も含め、計６５店舗が自慢の丼で観光客をもてなす。

　能登丼は、県や奥能登２市２町、地域づくりにかかわる民間団体などで作る
奥能登ウェルカムプロジェクト推進協議会が企画を進めた。
米や魚介類などの食材だけでなく、食器も輪島塗などの地元産をコンセプトとしており、
冬メニューでは昨年１２月～今年３月の４カ月間で計１万５６９３食を販売。
能登半島地震後の被災地が元気であることや、奥能登の多彩な食文化を全国に発信してきた。

　今回は、岩がきやアワビ、小魚の「もろこ」など地元特産品を使った３８の新メニューが加わった。
価格はほとんどが１杯７００～３５００円。同協議会は来月１９日から「能登ふるさと博」が始まることから、
スタンプラリーも実施。３店舗のスタンプを集めれば、輪島塗や地元ワインなどが当たる抽選に応募できる。【高橋慶浩】

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080620ddlk17040665000c.html