2008/07/12 (土) 15:02:25 ◆ ▼ ◇ [qwerty]片岡 鶴太郎
オレたちひょうきん族などでは熱々のおでんを食わされようとして七転八倒
する、「マッチで~す」、小森のおばちゃまなど、バカネタで笑いを取って
いたが、ドラマに出演するなどしていた数年後、突然自称「芸術家」に転身。
さらに作品がメディアで取り上げられるようになると、昔の芸人仲間や同じ
事務所の後輩芸人との付き合いを避けるようになり、バラエティ番組への出
演依頼はすべて断るようになった。テレビなどで昔の芸を披露するよう依頼
されても露骨に嫌な顔をし、拒否。当時、ビートたけしによると「寂しいね。
おバカ芸でまず有名になることをこの日のために利用したのか、おそらく昔
の貧乏暮らしや低学歴である劣等感がトラウマになって、それを消し去りた
いという思いが先鋭化した典型例。どっかと構える余裕がない」。同期や後
輩の言うことに耳を貸さないので、たけしなど、大物のベテラン芸人らが本
人と時間をかけて話し合い、説得した模様。相変わらず芸術はやっているも
のの、最近では、テレビで昔のネタの話を聞かれても、快く答えるようにな
った。たけしが「子どものころの俺はバカだった」と言いつつ、現実には高
学歴であり、毎日「難しい」本を読んだり、映画を演出したりして現実に評
価されながらも、テレビでは相変わらずネタを披露し「芸人魂」を今でも持
っていることに気付かされ、自身の姿勢がトラウマへの反動であったことを
自省。当人も芸人仲間を疎んじていたころは寂しい思いも感じていたらしい。