今、日本には飢餓も革命も戦争もない。だからこそ押井守(おしい・まもる)監督は 戦争をテーマにした小説「スカイ・クロラ」を映画化したという。 「物質的には豊かだけれど、この国に生きる人々の心の中には 荒涼とした精神的焦土が広がっているように思えてなりません」と憂う。