次に、蕎麦の下1/4に汁を付け、音を立てて吸い込みます。 ここで通は喉越しを愉しむために噛まずに飲むことが多いですね・・・ 初心者の方は4回ほど噛むと食しやすくなるでしょう。 "薬味"を入れて味を調節するのはこの後です。 蕎麦を食し終わったら、店員さんを呼んで「せいろ」ともう一度頼んでください。 ここで主人はドキッとするでしょう。続けて"せいろ"を頼むのは、通が味を確かめているのに違いありませんから。 2回目は緊張してつくるせいか、恐らく蕎麦の締りも良くなっている事でしょう。 2枚目を食している間、恐らく主人がこちらを覗きに来ると思うので、そこで評価をします。 美味しいと感じたら「結構な仕事でした」、まだまだと感じたら無言で結構です。 これが初めて訪れるお店での蕎麦の食し方です・・・