文藝春秋の松井清人さんから電話。赤塚不二夫さんの通夜の様子を聞いた。 隠されたいいエピソードがいっぱいある。不思議なことに、というよりも「そんなもの」なのだが、 あまり赤塚さんと親交のなかった人や、赤塚さんから絶縁していた人が「想い出」を 語っていることに、親しい人たちは呆れているようだ。 松井さんから聞いた「いい話」は葬儀でも弔辞を読むタモリとの親交だ。 タモリさんは赤塚さんが仕事をいっさいなくなったときに、さりげなく物質的支援を行っていた。 赤塚さんが持っていた車などを買取り、あるいは自分の会社の役員にしたりした。 ところが赤塚さんはそのお金を「タモリ基金」として貯金していたそうだ。 タレントはいつ売れなくなるかわからないという気持ちからだった。 有田芳生の『酔醒漫録』: 奇才・赤塚不二夫の「いい話」 http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2008/08/post_5af4.html