>  2008/08/19 (火) 20:11:20        [qwerty]
> > 今日の日経新聞に二酸化炭素を地中に埋める事業に国が500億円注ぎ込むとあったが
> > 環境問題を大義名分にされると誰も文句を言えなくなるな(;´Д`)
> その工事で大量の二酸化炭素が出たりしてもな

 かなり以前から検討されている技術であり、二酸化炭素が地中の高圧状態では、液体・固体として安定に
存在することを利用する。
 まず、発電所や工場の排気から二酸化炭素を分離する。それを高圧で液状にして地中へ注入する。
 ノルウェーでは、天然ガス田で96年から生産に伴って発生する年100万トンの二酸化炭素を地中に
戻している。アルジェリアでも同様の事業が始まった。
 油田では、二酸化炭素を注入するEOR(原油増産回収法)が実施されている。通常、水あるいは湯を
注入して原油を押し出すが、その代わりに、二酸化炭素を注入するもの。
 問題は漏れだとする見解が一般的であるが、実際には、分離・注入に相当大量のエネルギー消費を伴う
ことで、二酸化炭素の大気中への放出は防止できても、有限な化石燃料の寿命をかなり短縮することに繋
がる方法である。
 漏れは、数100年防止でき、かつ徐々に放出されるのであれば、その時点では、すでに化石燃料は枯
渇状態にあり、人間活動によって温暖化を起こそうと思っても起こすことができない状態になっているた
め、余り大きな問題とはならないだろう。
 日本では、長岡において、地球環境産業技術研究機構(RITE)が実証試験を進めている。

参考:2008/08/19(火)20時03分54秒