2008/08/22 (金) 06:37:58        [qwerty]
 夏目漱石や太宰治らの小説をヨコ書きにして単行本化した
「名作文学」シリーズ(ゴマブックス)が発売され、人気を博している。


 第1弾は、1日に発売された夏目漱石「こころ」と太宰治「人間失格」。
若い人にケータイ小説を読む感覚で、名作を読んでもらおうという試みだ。

 2作とも表紙は女優の写真で、活字は通常の黒色でなく、オレンジ色や
若草色にしてカジュアル感を前面に出している。発売以来、計5万部以上を
売り上げ、好調な出だしだ。

 作品は昨年4月から、ゴマブックスの携帯電話サイトに掲載された
小説60作で、人気の高かった2作を選んだ。掲載作品は、作者の死後
50年が過ぎて著作権の切れた名作ばかり。「タテ書きでは読めなかった
名作が、ヨコ書きなら読むことが出来た」といった感想も寄せられ、
サイト全体で毎月1億回くらい見られており、出版に踏み切った。