中国では靖国神社参拝問題で日中関係が冷え込んでいた2004年夏、サッカー・アジアカップで 大規模な反日騒ぎが発生。05年4月には反日デモが吹き荒れた。 こうした「悪夢」が記憶に残る日本のスポーツ関係者は、どうすれば反日感情を弱められるか 熟慮を重ねた。その一案が、日本選手団がオリンピック開会式で日中双方の小旗を振って登場するもの あの旗はやはり大中国に遠慮して持ったものだった