俺が高校のころ夢見ていた、90年代後半のオタクメディアに描かれていた 自分を愛してくれる美少女との恋愛は実現しないものとわかってしまった時が 絶望の始まりでした。 冬の夜7時ごろ自転車をこいで私鉄の駅にでかけると、街灯と駅の灯が燈っていて、 そこを通る女子学生の白い息とこぼれる笑顔に、憧れと、永遠に手に入らないであろう疎外感を 強く感じたよ。 俺はその光景を見た後ブックオフによって漫画か小説を買って帰るだけなんだ。