> 2008/08/29 (金) 17:36:10 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> 「俺の食わず嫌い体験」で作文キボリ
俺の食わず嫌い体験
5年3組 無職 童貞
私は、「一番好きな食べ物何?」と聞かれるといつも困ってしまいます。
それは、たいていの食べ物は好きなので、その中で甲乙をつけるというのが
とても難しくて、あれも好きだし、これも好きだしと悩んでしまうからです。
悩んでいると、「おすし?」とか「ラーメン?」とか色々聞かれるのですが
聞かれるようなものはたいていすきで、全部好きだと言うとそれはそれで聞いた
人が困ってしまうのです。
が、「嫌いなもの」ははっきりしています。
納豆です。
納豆が好きな人は「匂いがダメ?」とか「ねばねばしてるから?」とか適当な
事を聞いてきますが、私は味がダメです。
あの噛んだときの嫌な味は忘れる事も我慢することもできません。
「ねぎまぜてみれば?」とか「たまご入れると美味しいよ?」とか色々と
教えてくれるのですが、薬味で風味は変わっても味は一緒なのです。
そういう人の「納豆食え」アプローチをずっと断っていると、変なレッテルを
貼られます。
「食わず嫌い」です。
私は、一度ならず食べて「おいしくない」という体験をして食べたくないのに
あの人たちは「こんなおいしいもの」とか「健康にいい」とかの理由で
私にしつこく納豆を押し付けようとするのです。
挙句の果てに「食わず嫌いは困ったものだ」などと言い出すのです。
そしてさらにおせっかいな人は「水戸の藁に入った納豆」を取り寄せるのです
わざわざ取り寄せてまでくれたものを一口も食べないのは悪い気がするので
一口食べると、やっぱりおいしくない。
そこから始まるのです。
納豆のフルコースが。
からしを入れたり、味噌汁に入れてみたり、ご飯にかけたり、挙句の果てに
マヨネーズを入れられる始末。
「やっぱり食べられないよ」と伝えると、返ってくる返事はいつも
「やっぱりダメ?」
やっぱりと思うのならどうして私にあんなに沢山の納豆を食べさせるんだろうか
と思いながらも、一応、外面だけは笑いながら「ごめんね」という自分が嫌いです。
こんなことなら、本当に食わず嫌いのほうが、良かったんじゃないだろうか
といつも思うのですが、自称「納豆好き」の人々は僕にそうはさせてくれなかったのです。
参考:2008/08/29(金)17時21分29秒