2008/08/30 (土) 00:08:42        [qwerty]
「少林寺の僧侶が日本の忍者に敗れた」というネットの投稿に、少林寺が謝罪を求めている。 

中国少林寺拳法発祥の地である少林寺の僧侶が、かつて日本の忍者に負けたことが 
あると発言したインターネットユーザーに対し、少林寺が謝罪を求めている。 
中国のメディアが8月31日に報じた。 

中国南部の河南省にある少林寺は、西洋諸国では1970年代のテレビ番組 
「燃えよ! カンフー」で、グラスホッパーことクワイ・チャン・ケインが修行した場として 
有名になった。 

忍者は武道で鍛えたプロの殺し屋で、その存在は中世の日本にさかのぼる。 

Beijing Newsによると、少林寺僧侶側の弁護士は「いわゆる敗北は純粋なでっち上げで、 
われわれはこのインターネットユーザーに対し、過ちについて国中に謝罪することを要求する」 
との談話を発表した。 

中国と日本の関係は良好な時でも微妙であり、20世紀前半に日本が中国に侵攻して 
一部を占領したことをめぐる感情は、今でもくすぶり続けている。 

同紙によると、「Five Minutes Every Day」を名乗る問題のインターネットユーザーは、 
オンラインフォーラムに先週、ある日本の忍者が少林寺を訪れて決闘を申し込み、 
多数の僧侶がこの忍者に敗れたと書き込んだ。 

この投稿には「僧侶たちが日本の1人の忍者を倒せなかったという事実は、 
僧侶たちがカンフー指導者の名に値しないことを示している」と記されていたという。 

同紙によると、少林寺は「(このユーザーの)恐るべき行為を強く非難」し、 
僧侶たちは「少林寺とその僧侶、ひいては武道と中国全体に対する極めて無責任な行為だ」と 
非難している。