超弦理論で表記される10次元中にはDブレーンと呼ばれる様々な次元の拡がりを持ったソリトンが存在する。 Dブレーンはもともと一次元の弦が端点を持ちうる空間として定義されているものだが、重力子(グラビトン) 等の閉じた弦はこの超空間に依存せずにブレーン間を往来する。 この描像を宇宙論に適用した理論は、 ブレーンワールドと呼ばれ、典型的な模型では我々はこの(D)ブレーンの上に住んでいることになる。 またこのモデルでは、量子力学で使われる3つの力に対して、何故重力が極端に弱いのかを説明がつけ られるとしている。つまり、本来他の3つの力、即ち、電磁気力(電磁力ともいう)、弱い力、強い力に 比較して弱いのは、他の次元にその大半が逃げてしまっているためと考えられる。 誰か現代語訳してくれ(;´Д`)