>  2005/07/06 (水) 01:23:03        [qwerty]
> > なぜその非の是非を判断するためにそのレスは一体どのような意図でなされたのかを
> > 問題にしているものだと思ったが違ったのか?
> 非があると判断したのは読み手だろ(;´Д`)
> 読んだ奴がどんな非を感じるかなんてわからんよ
> 非を感じたなら反省すればいいだけだろ
> 事実を述べただけで是非に付いて語っていないと何度言えば…

まず貴殿の是非の使い方を整理しておいた方がいい気がする。
貴殿は是非を倫理的な用法と客観的な用法の両面で使用してはいないだろうか?
この場合倫理的な意味で非と読み込むべきではないと思われる。
そして次に、意見とは対象に非を発見した場合に初めて生じるものだ。
「沖縄は暑かった」という文章を前にしたとき、多くの場合特にそれに対して
なにかしらの深慮がない限り意見がでることはないが、「北極は暑かった」
という文章を前にしたら、その文章は多くの読み手にとって非合理であると思われる
傾向が強いので多くの意見が生じ、そして多くの場合それは反対意見だろう。
つまり何かしらの意見を出すということは意見を出した本人がその文章だけでは
納得しない何かを感じ取ったということであり、それが反対意見であるならば
その文章に非を感じ取ったということだ。
さて最後に、「事実を述べただけで是非について語ってない」ということだが、
言葉とは単に事実を述べるだけで用いられるということはほとんどない、。
「雨だ」といった場合、それは単に雨が降っているということを述べたのではなく、
それを述べることによって得られる効用をこそ考慮したものだろう。
その意味で「事実を述べただけ」というのはありえないし、ましてやこの場合、
その事実に対して否定的な意味合いで使っているのだから、ではその否定的な
意味合いが十全に正統なのかどうなのか吟味しなければならないのであって、
今行おうとしているのはまさにそのような営みだ。

参考:2005/07/06(水)01時08分35秒