2008/09/16 (火) 10:08:39 ◆ ▼ ◇ [qwerty]なんだか楽しそうだなあ(;´Д`)
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件での世界貿易センタービル崩壊に
より、隣接する世界金融センタービルに入居していたリーマン・ブラザーズも
影響を受ける。社員1名が死亡し、瓦礫でビルは使用不能。リーマン・ブラ
ザーズは事件後48時間で、インターネットの不動産サイトでニュージャージー
州の施設を購入。間に合わせのトレーディングルームが設置され、6,500名の
社員が移動した。9月17日にニューヨーク証券取引所が再開されると、リーマ
ン・ブラザーズはすぐに取引に復帰し、損失を最小限に抑えた。
その後数ヶ月をかけて、拠点をニューヨークに復帰させるも、未だ臨時であ
り、40以上の別々の建物に分かれて業務を行っていた。特に、投資銀行部門は
シェラトン・マンハッタン・ホテルに入居し、1階のラウンジ、レストランか
ら665の全客室までを改造して利用していた。フレックスタイム制の導入やVPN
の活用など、新しい試みも見られた。10月にはマンハッタンのミッドタウン
(745 Seventh Avenue, New York)にある竣工間も無い32階建てのビルを、ラ
イバルのモルガン・スタンレーから7億ドルで買収。モルガン・スタンレーは2
ブロック離れたブロードウェイに移転した。リーマン・ブラザーズが以前の世
界金融センターやロウアー・マンハッタンに戻らなかったことには批判もあっ
たが、リーマン・ブラザーズ自身はニューヨークに拠点を残すことに腐心して
いた。新拠点は同社に取って理想的な環境であり、モルガン・スタンレー側も
売却先を積極的に求めていた。また、2002年5月の世界金融センター再開まで
待っていられなかったということもある。世界金融センターに残った企業とし
ては、ドイツ銀行、ゴールドマン・サックス、メリルリンチなどがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/リーマン・ブラザーズ