米大統領選の共和党副大統領候補サラ・ペイリン氏の個人メールアカウントを ハッキングしたとして、テネシー州在住の男性が起訴された。米司法省が10月8日、そう発表した。 司法省によると、ノックスビル在住のデビッド・カーネル被告(20歳)は 自らの罪を認めており、裁判は8日に実施。有罪と認められた場合、同被告は 最高5年の禁固刑に処せられる。 起訴状によると、カーネル被告は9月16日、幾つかの個人的な質問に正しく答え、 ペイリン氏のYahoo!アカウント(gov.palin@yahoo.com)へのアクセスに成功したという。 Yahoo!メールでは、ユーザーが自分の誕生日や郵便番号などの個人情報を 確認し、「初めて飼ったペットの名前」といった個人的な質問に正しく 答えられた場合に、パスワードを変更できるようになっている。 起訴状によれば、カーネル被告はその後、パスワードとともにこのアカウントの コンテンツの一部をオンライン掲示板の4chan.orgに投稿したという。