2008/10/14 (火) 20:06:34        [qwerty]
「血のにおいがする。さあやっつけろ」。
こんな言葉が口癖とされるモルガンのマック会長兼最高経営責任者(CEO)のあだ名は「ナイフ」。
チームワークやブランドを尊重する点は似ているが、生き馬の目を抜くウォール街の雄と邦銀では
企業文化が異なる。ある法務関係者によると、来年半ばまでの提携内容発表を
目指す三菱UFJの悠長さにモルガン側は驚いたという。
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 二〇〇三年、ポールソン米財務長官が当時トップだったゴールドマン・サックスは、
三井住友フィナンシャルグループへの出資に踏み切った。ゴールドマンがすごかったのは、
三井住友がメーンバンクだった経営不振企業の関連ビジネスの大半にかかわり、
融資先のリストラの際にはアドバイザー、部門売却の際には買い手として登場したことだ。
 果たして、三菱UFJはフォードなどモルガンの主要顧客にからむことができるのか。

バブル以来、「高値づかみでお人よし」と揶揄(やゆ)されてきた日本金融界の底力が試される。