小学生のころ、ガタイのいい日焼けした男が、見事に背中の開いた白のタンクトップを着て歩いてたのを見て妙に興奮した。 俺はガキの時分で完全にタンクトップの虜になり、着るだけで勃起するのはもちろん、タンク単体でも種付け可能な変態タンク野郎になっちまった。 体を極限まで鍛え上げて、首から下の毛を完全に除去した上、真っ黒に体を焼き上げるのも、全てタンクを着るがための儀式だ。 鏡の前で体をオイルアップして、純白のタンクを着た体を眺め回すのが俺の至福の一時だ。ギンギンに隆起した胸板に、申し分程度に被さる白くて薄い布の感触を楽しむ。 背中のカットは完全なT字型だ。本来腕を通すはずの穴がわき腹まで抉れている理想的な形状で、フロントの布も極端に小さいから、両方の乳首が同時に隠れない。 古今東西のタンクトップを探してたどり着いた、芸術作品、タンクの最終形態と言っていいだろう。 伸びてこうなっているのではなく、初めからこういうデザインで設計されているという厳然たる事実が、俺の体を一層ヒートアッ